派遣前訓練が始まって早3週間

本来の訓練所である二本松が震災の避難所になっているため、本隊次の訓練は青年海外協力隊始まって以来始めて、大阪で行われている。
東日本が揺れた時、前の隊次の派遣前訓練がちょうど終わったところだった。彼らの心境はどんなものだったろう。
そして、僕ら23年度1次隊の訓練が開始される直前だった。JICAの判断にまずは感謝したい。いろいろなことが震災の影響で変更されている中でも、僕らを訓練し、派遣しようとしてくれている。

大阪の国際センターは本来訓練のためにあるものではない。ゆえに不都合なもの、
足りないものなどがあるが、スタッフの方々がなんとか整え、訓練を続行させようとしてくれている。

個人的には安達太良山の麓でうまい空気を吸いながら、軟禁状態を味わいたかったが、大阪のセンター周辺も、走っていると気持ちがよい。とくに夕立後はひんやりしている上に、ケヤキ並木の呼吸を感じることができる。
大阪国際センター近くのケヤキ並木


訓練の第一の目的である言語の授業は大変ではあるが、とても充実している。また詳しく書くが、先生がネイティブ(アメリカとイギリス出身)であるため、彼らの国の授業スタイルを学ぶことができる点が、とてもいい。

今ここにある恵まれた環境を最大限に活用し、任国で適応できる自分になる。