訓練を終えて・・・

去る6月9日に65日間の語学および講座訓練が終了した。
最後の数日は怒涛の日々だった。

全体での終了パーティーに文化祭、翌日は丸一日かけて皇太子に謁見し、最終日は修了式と壮行会。
もう、このあたりの僕の記憶はカオス。。。

65日を振り返って、、、
もう少し要領よくやれば、より語学力は向上したに違いない。
要領が悪いから、毎日が結構いっぱいいっぱいだった気がする。

日本語で授業することすらままならない僕が、英語で授業するんだから、これは左手で飯を食うより難しく、もどかしいことである。
それでも体当たりで何度かぶつかりながら、クラスの仲間にたくさん指摘されて、うまく授業ができるようになるわけもなく、ただ度胸がついた。
あとは現地で何度もやっているうちに何とかなるだろう、と思ういこむしかない。


65日間の訓練は主に語学の強化が目的とされているが、僕はもっと大事なものを少しだけ掴んだ気がする。
それは、人との繋がり、人と何かをやっていくということだ。
大して力のない僕が任地で独りやっていけるわけはなく、やはり誰かに助けられながら自分のできることを細々とやっていくことになるだろう。
そんな時に重要なのは固く結ばれた人間関係だと思う。
固く結ばれるには日々の積み重ねが大事。

今回の訓練では朝から晩まで仲間と一緒で、いやでも何かしらの会話や情報交換が行われる。そういうやり取りの中で、仲間意識が芽生え、助け合いがスムーズに行われるようになる。

だから訓練で出会った幾らかの人たちは大切な友人であるし、今後も付き合いは続いていくだろう。


OSICという箱で出会った145人+スタッフ&先生に
ありがとう。