南アの植物事情2

買ってしまった。。。

その名も「Trees」。
よし、南アの樹木を覚えるか。

南アには自生種が約2100種あるそうだ。
そのうちのほとんどが南アおよびその周辺に固有のもの。
そして100種くらいが外国から入って来て自生しているらしい。
日本と状況は同じみたい。
一方、日本の自生種は1500種くらい。
日本もなかなか頑張って生やしてます、樹木。

ぱらぱら見て思ったのは、日本と共通の属(genus)がほとんどない。
ヤナギ属(Salix)とイチジク属(Ficus)、マツ属(Pinus)、あとサクラ属(Prunus)くらい。
おっと忘れてはいけないのはアカシア(Acacia)とアロエAloe)の仲間。
たくさん種類がある。

さすがアフリカ大陸。日本とはまったく違う。

二億年前頃、世界の大地はゴンドワナ大陸ローラシア大陸しかなかった。
ゴンドワナ大陸
アフリカ大陸、南極大陸オーストラリア大陸マダガスカル南アメリカ大陸
がくっついていた。
ローラシア大陸
ユーラシア大陸北米大陸
がくっついていた。

二億年前からアフリカ大陸とユーラシア大陸は隔たりがあり、しかも日本はユーラシア大陸の端っこ。

こんだけ距離と海に隔たれていれば、アフリカ固有の植物が日本に来ることはほとんどないし、その逆もまたほとんどない。
だから共通する植物は少ない。
新たな土地で木々を見つめるのもよいか。
バオバブーもいることだしね。

最後に庭にいた鳥。みたいな花。

その名も「極楽鳥花」。
別名「ストレリチア」、八丈島でも見たな。
これは南ア周辺が原産のようで街中どこでも見かける。