赴任5日目の失敗

最近はホームステイやら赴任準備やらで記事をかけずにいた。
今後落ち着いたら、順次過去の出来事をさかのぼって書いていきたい。任地は携帯を使ってのインターネット接続なので、写真などは少し不便するかもしれない。

さて前回の記事からずいぶん時間が飛躍するが、
今日で僕が二年間働くことになる任地に来て五日目となる。
失敗したな、、、と思うことがあった。
今日は午後時間があったので構内をふらふらしていたら、もう一人の隊員がグリーンハウスを生徒と造っているのを発見。
生徒も手伝っていると思いきや、ただ喋っているだけで体は動いていない。隊員がせっせとやっている傍らでひたすら喋る。
ここらの人はホントよく喋る。よくもまぁ、そんなに話してネタが尽きないものだ、と感心するほど。
その光景を見ていて、僕は「なんか変だな」と思っていしまった。
先生が働いているのに生徒は平気でサボっている。
自分たちがこれから花を栽培するグリーンハウスであって、先生のためのものではない。
「変だな」と思ったから、正直に「なんで君たちは何もしないんだい?これ、君たちのなんでしょ?」と聞いてしまった。
そのときの生徒たちの「なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの?」という空気を感じた。

そう、確かに僕はまだ単なる得体の知れない外人。先生でもなければ、話をできる相手でもない。
そんな人間に言われてカチンときたのであろう。

協力隊の活動はあせってはいけない、とOBの方からも言われたし、
任地派遣前に調整員の方からもアドバイスをいただいている。
周りがどのような人間関係を持っているか、生徒と先生の関係など、じっくり見てまだまだ知っていかなければならないことがある。
何度も自分に言い聞かせよう。
焦ってはいけない。焦ってはいけない。焦ってはいけない。

さて明日も観察だ。