授業二回目

今日もLv2の生徒に中間テストの解説授業をした。
あまりにも四則計算が出来ないので、はじめに練習計算問題をだした。
計算には決まったルールがあり、それにしたがって計算を進めていくことを説明し、一緒に解いていくと納得した感じが伝わってきた。

それからようやくテストの解説。
僕のカウンターパートが授業をまったくやってなかったので、
おそらく小中高で習ったうろ覚えの公式を一生懸命駆使して解いている。しかし、まったく論理が通っていない。
半円の面積を求めるのに、円の公式に1/2をかけることが出来る生徒は1割に満たない。
教育スタイルが公式暗記に偏った弊害であろう。

まずは単位の話をした。
彼らは単位それぞれの大きさの実感を持っていないので、時々ぶっとんだ単位を使うことがある。
また、時間を聞いているのに距離の単位を使っていたり。。。
無似師はケアレスミスだから点をあげてやれというが、
あまりにもミスが多すぎる。
いや、すでに単位変換ができないのでケアレスミスとは呼べない。
次に比の話をした。
彼らは比の概念をつかめていない。
だから地図の問題(縮尺など)は正答率0に近い。

あと一週間で休みに入り、その後しばらくして年度末試験がある。
正直、僕の能力ではこの短期間ですべてのことを理解させるのは不可能。
かなり絞る必要があるだろう。
さてどこまでできるのか。