月の光と鍵と...

満月は去ったが、月が明るい。
部屋の電気を消して月明かりを楽しんでみると、
これが意外に明るい。
満月ではないので本を読むのは少し難しい。

南アに来て慣れてしまっていたが、
床に映し出された窓の影を見てふと気がついた。
窓には鉄格子が嵌められている。
監獄から月を眺めている気分だ。
今まで見てきた家はすべてそうだった。
どの家も鉄格子がついている。
それだけ物騒なのだ。
先日散歩していたときは、カージャック犯が村に逃走したといって小銃を抱えた警官がウロウロしていた。


でも鍵は絵に描いたようなまさしく「鍵」の形をしており、
簡単に開けられそうだなと、鍵を開けるときにいつも思う。
そういえばあまり鍵のピッキングは聞かない。
こっちの人はあまり細かいことは好きじゃないのかな、
なんて折り紙を教えながら思ったり。。。