三世代で薪運び


ベキスワゴ山の麓で、頭に薪を載せた女性三世代とであったので、
写真を撮らせてもらった。
こっちの女性は頭に物を載せて運ぶ。
その光景はいろいろな写真で見たことがあると思う。
子供から大人まで、でも男性はやらない。
年を経るほどにうまくなるようだ。
年配の女性はもうマジシャン級。
風が吹いても何のその。
すごいバランス感覚。
かつてパップ(南アの主食:日本の米のように袋に入って売っている)で僕も試してみたが、
一度バランスが崩れると、それを立て直そうとして余計にぐらつく。
直そうとしてフラフラ、さらにそれを直そうとしてグラグラ、またグォラグォラ、で仕舞いにゃ手が出る。
かなり集中力が鍛えられるな、と感じた。

たいていの家庭には電子調理器がある。南アでガスは一般的でない。
三世代が頭に載せいていた薪は調理に使うそうだ。
電子調理器が無いのかは聞かなかったが、薪で調理をするときもあるようだ。
いつも庭を通らせていただくお宅なので、
今度機会があればもっと話してみようと思う。