実験準備

今日は放課後教室のデモンストレーションについて考えていた。
いざやるとなって考えたら、彼らは理科の授業で何を習っているのだろう?
という素朴ながら重要なことに気が付いた。
先日「空の家」に言ったときに見せてもらったテスト問題(農業:彼らの小学校は農業も教えているようだ)に
エルニーニョが気候に及ぼす影響を答えさせる問題があったのを思い出した。

エルニーニョ、、、理科っぽいデモンストレーション。
水の温度による比重の変化か。
それと関連付けてやれるのは水溶液の比重か。
それから実際にエルニーニョのミニチュア版をつくれないか?
と思って扇風機使って試したがダメだった。
容器が小さいのと、砂糖水を使っていたので水との比重の差が大きすぎたのか?
まぁそう簡単にミニチュアを作れたら苦労はない。
時間があったらまた試したい。
比重の話だけでも十分面白いからいいかもしれないが。

と一人寂しく実験していたら、ノンテーボがやって来た。
ちょうどいい、反応を見てみよう。
砂糖たっぷり紅茶と透明な水が分離しているのを見て、
さほど驚くわけもなく、「どうしてこうなってるの?」と聞いたら、
紅茶をまず入れてそのあとに水を入れる。と答えた。
正解!
だけど、それはどうしたらそうなるの?と言う質問に対する答えである。
その後も問答を続け、「冷蔵庫に20分(具体的な数字を出すとは!)入れておく」や「何かを入れる」など答えが出た。
何かを入れる、という答えが出たところで種明かし。
その後、油と水の例も見せ、そこに氷を入れると油と水の境界に浮くのを見せてみた。
比重という言葉を出さずにイメージとして水、油、氷どれが一番「重い」のかを質問してみた。
するとしっかり現象を見ながら考えつつ正しく答えた。
もしかしたら比重という言葉や水を基準にして考えさせてもいいかもしれない。

でも今回のは見た目に驚きがなくインパクトにかけていた。
放課後教室でやるときはもっとインパクトを持たせないとなぁ。
何かアイデアありましたらください。